辿り着いた先には。

物理的には全く記憶の中の実家とは異なった家があり、でもいつもの家族と新しい家族がいた。











岡山駅のホテルをものすごく眠く出発し、マリンライナーに乗るとすぐに寝てしまったらしく一瞬で高松に着いた。
瀬戸内海は見れなくて、建て替わった家に戸惑い、初めて会う姪っ子は何だか気恥ずかしく、落ち着かない実家生活。


心がゆらゆら揺れる中、昨夜の電話には大事な意味があった。


普通に生活している中で、ある間隙の時に迫って来る失意と苦しさ。茫然とせずに乗り越えて行かないと何にもならない。