修復、なるべく急いで。

3日目。実家に帰る事も誰か他人に頼る事も選ばず、たった1人、年を越しゆっくり生活をすることで、
脳のネットワークだけは出来うる限り高速に、この苦しみを感じなくなるような組み合わせに再編成されることを待っている。


苦しみの感情整理と同時に、5年間気を張ってきた労働での見えない疲れや、人との関わりでの摩耗も少しずつ修復されて行けば良い。
此の静かな修復生活での最低限の日課は、洗濯、少なくとも1食ごはんを食べる、散歩、シャワー、体重測定、読書。
もう少ししたら外に出れそうだ。